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かつてダイエー再建に失敗し小売から撤退した丸紅が、消費者向けビジネスへの再挑戦を開始した。同社は靴や化粧品など付加価値の高い分野へ2500億円を投資し、川下ビジネスの復権を目指す。
1990年代後半、丸紅はダイエーの再建に乗り出したが、経営統合の失敗などから最終的に撤退を余儀なくされた。この教訓から、同社は従来の総合商社モデルから消費者直結型ビジネスへの転換を模索してきた。
新たな戦略では、日米市場を中心に靴ブランドや化粧品企業への投資を加速する。特に高付加価値セグメントに焦点を当て、サプライチェーン全体の統合を進めることで収益源の多様化を図る。
投資額2500億円は今後数年間で段階的に実行され、既存事業の拡大や買収に充てられる。丸紅の松本社長は「消費者ニーズに直接応える事業を強化する」と述べ、川下分野での存在感を高める意向を示した。
専門家は「丸紅のリベンジが成功するかは、ブランド力をどの程度向上させ、販売網を効果的に構築できるかにかかっている」と分析する。同社の変革は、商社の新たな成長モデルとして注目を集めている。