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ATLANTA, GEORGIA – JULY 07: Mostafa Zico #11 of Egypt celebrates scoring his team’s second goal during the FIFA World Cup 2026 Round of 16 match between Argentina and Egypt at Atlanta Stadium on July 07, 2026 in Atlanta, Georgia. (Photo by Buda Mendes/Getty Images)FIFAワールドカップ2026・ラウンド16で、エジプト代表がアルゼンチン代表に2-3の逆転負けを喫した。試合後、先制点を挙げたMFモスタファ・ジコ(ピラミッドFC)が、涙ながらに審判の判定を糾弾し、大会運営への疑念をあらわにした。カナダメディア『TSN』のインタビューに応じたジコは、「審判のせいで僕たちの努力がすべて無駄になった」と声を震わせた。
試合はエジプトが前半15分にDFヤセル・イブラヒムのゴールで先制。後半22分にはジコ自身が追加点を奪い、2-0とリードを広げた。だが、79分にアルゼンチンのDFクリスティアン・ロメロ、83分にFWリオネル・メッシに相次いで得点を許し、同点に追いつかれる。そして後半アディショナルタイム2分、MFエンソ・フェルナンデスに決勝点を決められ、土壇場で逆転を許した。
さらに、ジコにとっては58分にもネットを揺らした場面があった。しかし、ピッチ反対側でのボール奪取の過程がオンフィールド・レビューで確認され、エジプト側のファウルが取られてゴールは取り消しに。この判定が試合の流れを大きく変えたとされる。
「本当に不公平だった。それは明らかだ」。ジコはそう語ると、続けて「2-0でリードしていたのに、どうすることもできなかった。あとは神のみぞ知る、という状況だった」と、無念さを吐露。さらに「国民の皆には申し訳ない。心からお詫びしたい。皆を喜ばせたかったが、叶わなかった」と述べ、最後にこう付け加えた。「審判のせいだ。この大会はアルゼンチンが優勝するように仕向けられている」
この発言は、SNS上でも大きな反響を呼んでいる。ファンの間では「確かに不可解な判定だった」「優勝国が決まっているならW杯ではない」という声がある一方、「負け惜しみにすぎない」との冷静な意見も見られる。国際サッカー連盟(FIFA)からは現時点で公式なコメントは発表されていない。
エジプトは大会直前の評価では決勝トーナメント進出も難しいと見られていたが、ラウンド16で優勝候補のアルゼンチンをあと一歩まで追い詰めた。判定への不満は残るものの、チームの奮闘は多くのサッカーファンの記憶に刻まれた。一方、アルゼンチンはこの劇的な勝利で勢いに乗り、準々決勝へ駒を進めている。