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FC町田ゼルビアは9日、ベルギー1部リーグのルーヴェンからMF明本考浩(28)を完全移籍で獲得したと発表した。明本にとっては約2年半ぶりのJリーグ復帰となる。
明本は1998年1月31日生まれ、栃木県出身。地元クラブ・栃木SCの育成組織で基礎を磨き、高校卒業後は国士舘大学へ進学。大学4年次の2019年にはイタリア・ナポリで開催された第30回ユニバーシアード競技大会の日本代表に選ばれ、優勝を経験した。
2020年に育成時代を過ごした栃木SCへ入団すると、ルーキーイヤーから主力に定着。J2リーグで40試合に出場し7ゴールを挙げ、その活躍が高く評価された。翌2021年には浦和レッズへ完全移籍。豊富な運動量と球際の強さを武器に、左サイドの2列目や左サイドバックを主戦場としながら、右サイド、トップ下、センターフォワードでも起用される万能ぶりを発揮した。浦和では加入初年度に天皇杯優勝、さらにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献している。
2024年1月、買い取りオプション付きの期限付き移籍でベルギーのルーヴェンへ渡り、同年7月に完全移籍に移行。直近の2025-26シーズンは公式戦32試合に出場し、欧州での経験を積んだ。今回の町田加入により、再び日本のピッチに立つことになる。
明本はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表。「このような機会をいただいたクラブ関係者の皆さまに心から感謝しています。チームの勝利のために全力でプレーし、一つでも多くの勝利、そしてタイトル獲得に貢献できるよう、すべてを懸けて戦います」と決意を語り、ファン・サポーターに「熱い応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。
昨季J1で旋風を巻き起こした町田にとって、明本の加入は中盤の層を厚くするだけでなく、複数のポジションをこなすユーティリティ性が大きな武器となる。28歳と脂の乗った時期を迎えた明本が、再び日本の舞台でどんな存在感を示すか。注目が集まる。