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高市早苗首相は10日、自民党の家事支援サービス推進議員連盟の野田聖子会長らと官邸で面会し、家事支援やベビーシッターなどの利用促進に向けた提言を受け取った。提言は、サービスの品質や信頼性の向上に加え、税制措置を含む利用者に対する経済的支援や人材確保策を求めた。
家事支援の普及は、首相の肝いり政策のひとつで、政府が支援策を検討している。野田氏は面会後、家事支援サービスについて「ぜいたく、家のことを怠けるといったイメージがある。そうではないということを提言で伝えることができた」と記者団に強調した。
面会では首相の日常生活についても話題に上ったという。首相は官邸に隣接する公邸で夫の山本拓元衆院議員と同居しており、国会答弁では「家事に時間を取られ、睡眠は割と短い。それ以外の時間は仕事に充てる」と漏らしたこともあった。
野田氏は、首相は危機管理上の制約から外部に家事を頼むことにも慎重にならざるを得ないとの認識を示し「主婦の仲間として同情を申し上げた」と語った。同席した勝目康衆院議員によると、首相は提言に対し「ありがとうございます」と10回以上繰り返した。
政府は今後、提言を踏まえて家事支援サービスの普及に向けた具体的な施策を検討する方針だ。野田氏は「家事支援は女性の社会進出にもつながる」と述べ、政策の実現に意欲を示した。