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富国生命・渡部毅彦社長、「成長していける」自信 資産運用と個人営業に手応え

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Aiko Yamamoto
経済 - 10 7月 2026

富国生命保険の渡部毅彦社長が10日までに、産経新聞の取材に応じた。15年ぶりのトップ交代を果たした昨年には、中期経営計画の目標を前倒しで達成した。「金利のある世界」の到来という大きな経営環境の変化も追い風に、国内に特化した経営基盤をフル活用する。エコノミスト出身という異色の目線を強みに、「富国生命は成長していける」と自信を示した。(藤谷茂樹)

「デフレと(日銀の)異次元緩和が収束したことが、プラスの環境変化だ。資産運用で得た収益を個人保険の競争力強化のための投資に充てることで、海外進出しなくても国内市場で十分成長していけると、ずっと言い続けてきた。営業職員の処遇改善、会社の認知度を上げる積極的なコマーシャル(CM)戦略とともに、お客さまにとって魅力的な貯蓄性商品を提供し、顧客接点の拡大に努めてきた。その考えは、間違っていなかったと手応えを感じ始めている」

「1つは、資産運用の好調だ。ここ最近は国内金融市場が上向き、超長期の国債を積極的に積み増している。資産運用収益が好調に伸び、利息配当金収入が8年連続で過去最高を更新した。中期経営計画で2027年度末の目標にした(本業のもうけを示す)基礎利益1200億円、自己資本1兆2000億円を2年前倒しで達成できた。もう1つは、個人保険営業の健闘だ。新契約高の1件当たりの保障額が5%伸び、アフターフォローに力を入れているので、解約失効高も減っている。営業純増額が前年比で4倍ぐらい伸び、4000億円近くまで増えた。減少を続けていた保有契約高の反転増加が見えた」

「1件当たりの保障額を人口減少を上回るスピードで上げられれば、売り上げは増やせる。富国生命の運用力とともに、貯蓄性商品をお客さまに訴求していけば、縮小する保険市場でも、当社の規模であれば十分に成長していける」

--前社長の米山好映(よしてる)氏は数々の経営危機を独自の資産運用哲学で乗り越え、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏にちなみ「日比谷のバフェット」と呼ばれた。その米山氏から社長のバトンを受け継いだ

「米山の理念や哲学を引き継ぐが、攻めの戦略を打つ中で、自分なりのやり方はある。米山自身も(後任は)自分とまったく違うタイプの人間を選ぶべきだと言っていた。しかし、処遇改善も、利益配分も、米山が自己資本を十分な水準に引き上げたからこそ、私が具体的な政策を打つ役割分担ができている」

--「金利のある世界」になり、物価上昇は前提となった。インフレに打ち勝っていく戦略は

「資産運用では、国内外の株式などに振り分けていく必要はある。国債を中心に運用しながらも、リスクをとれる資本のバッファー(余裕)は富国生命にはある。われわれは相互会社であり、配当還元を増やせれば、実質的な保険料負担の引き下げが図れる。インフレ局面では、配当還元という強みを前面に出せるので、この追い風を生かせるようビジネスを進めたい」

--入社当初、社是の「最大たらんよりは最優たれ」という言葉にひかれたと聞いた。今の時代における「最優」とは

「一番のステークホルダーは契約者だ。契約者と地域社会、職員それぞれにとって最優であるということが、われわれのあるべき姿だ。『優』の字には優れていると優しいの2つの意味がある。最も優れていると同時に、人に寄り添う最も優しい会社、この2つを目指していきたい」

わたべ・たけひこ 1986年新潟大卒、入社。財務企画部長、取締役常務執行役員、取締役専務執行役員などを経て、2025年4月から社長。新潟県出身。64歳。1990年、筑波大院修了。

質問を投げかけると、回答が一気に返ってきて、圧倒された。エコノミストの経験に裏打ちされた論理的な語り口は、覚えた内容ではなく、自身の考えを話している証しだった。

資産運用部門に長く在籍していただけに、営業現場のやり方には一線を引くという。だが、「数字に細かい社長だとは思われている」と苦笑いするように、データをしっかり聞き取るそうだ。現場が力を発揮するために、分析で知恵を共有する姿は求められるリーダー像の一つだろう。

多くの保険会社が海外に活路を見いだす中で、国内で勝負を続ける。規模の拡大よりも、質の向上を求める。そんな独自性を持つ会社があることで、業界も活気づくと感じた。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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