
ご当地アイドルが地方でイベントや広告に起用されるケースが増えている。関西では特に顕著で、テレビ大阪はレギュラー番組の放送を開始、JR西日本グループはJR大阪駅の地下通路に巨大広告を掲げて注目を集める。専門家は地元企業にとってご当地アイドルは起用しやすく、「地方創生の鍵を握る」とみている。
「こういうアイドル番組は全国的にも珍しく、反響を呼んでいるのでは」。テレビ大阪の番組プロデューサー、尾櫃(おびつ)秀樹さんはこう話す。
ご当地アイドルが出演するテレビ大阪の番組「はばたけ!アイドルフェス」は同局1階ホールで開催されるイベントなどを収録。これまで2回売り出した観覧チケットはいずれも完売した。
関西エリアには「たこやきレインボー」や「NMB48」など、全国区の人気を誇るグループから地域密着型のユニットまで、多様なご当地アイドルが活動している。地元企業にとっては、タレント起用に比べて費用が抑えられ、地元密着のPR効果が期待できるという利点がある。
専門家は「ご当地アイドルは地域の魅力を発信し、観光誘致や地元経済の活性化に貢献する可能性がある」と指摘。関西企業のこうした取り組みは、他の地域のモデルケースとしても注目されている。