衆院選で議員会館の部屋割り一変 小沢、岡田、安住氏ら自民に明け渡す 野党1人フロアも

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Mika Nakamura
政治 - 11 May 2026

先の衆院選で、国会議員らが日常の活動拠点とする国会内の議員会館の部屋割りが一変した。立憲民主党と公明党が選挙直前に結党した中道改革連合(中道)が大敗し、ベテラン議員が多数姿を消す一方、自民党の新人らが進出した。まさに政界の栄枯盛衰を物語る出来事だ。

衆院選で自民党は316議席(追加公認含む)を獲得したのに対し、中道は大きく議席を減らした。

中道で落選した岡田克也氏は、第1議員会館506号室を自民党新人の斉藤理恵氏(比例東海ブロック)に明け渡した。斎藤氏は聴覚障害があり、「筆談ホステス」として知られる存在だ。

第1議員会館1217号室は、立民時代に予算委員会などで自民党派閥のパーティー券収入不記載事件を追及した中道の馬淵澄夫氏が使用していた。同事件で名前が取り沙汰された自民党の下村博文氏は一昨年10月の衆院選で落選したが、先の衆院選で返り咲き、1217号室の新たな主となった。

同会館の605号室は「政界の壊し屋」の異名を取り、自民党を2度下野させた中道の小沢一郎氏の部屋だった。当選19回の大ベテランで、1969年の初当選以来、今回初めて落選した。その部屋には自民党の繁本護氏(比例近畿ブロック)が入った。繁本氏は高市早苗首相の神戸大の後輩で、元国土交通省の官僚だ。

民主党政権時代、第1議員会館の6階には小沢氏の部屋を囲むように側近議員の部屋が多く配置され、「小沢ストリート」(永田町関係者)と呼ばれた。今回の選挙で同階は自民党19人、参政党3人、無所属1人となり、中道議員はフロアから完全に姿を消した。

第1議員会館は3~12階、第2議員会館は2~12階までのフロアにそれぞれ20人程度が部屋を割り当てられているが、いずれも野党議員の少なさが際立つ。

第1議員会館の5階21人のうち、選挙前には9人の野党議員がいたが、選挙後は507号室の中道、平林晃氏(公明党出身)だけになった。平林氏は立命館大学の元教授で、比例中国ブロックから議席を得た。残りは自民党と日本維新の会の議員だ。10階と11階も野党はそれぞれ2人ずつになった。

第2議員会館の状況はどうか。3階では中道議員が307~309号室まで肩を寄せ合っているが、自民、維新両党の議員に囲まれている。11階には中道議員はいない。与野党が拮抗しているのは9階くらいで、23人中10人が野党だ。

衆院事務局によると「部屋割りは各会派間でまとめて希望が出され、協議され、調整のうえで決まる。くじ引きなどで決まるわけではない。当選回数が増えても同じ部屋といったことはあるが、何かルールがあるわけではない」と説明している。

国会議員秘書の経験もある政治ジャーナリストの安積明子氏は「2・8衆院選では、野党の大物議員が多数落選し、自民党の新人議員が一気に増えた。議員会館と言えば、かつては部屋の窓から首相官邸を見ながら、『いずれは自分も官邸の主になるんだ』と強い思いを語る若い議員がいた。今回の新人議員にも、それだけの覚悟と決意があれば頼もしいのだが…」と語る。

産経新聞の調べでは、第1議員会館で官邸が見える側には、自民党新人66人のうち計18人に部屋が割り当てられた。

石井啓一氏は衆院副議長への就任に伴い、中道改革連合の会派から離脱している。

枝野氏や安住氏など中道の落選ベテラン勢は再起に向け始動しており、小沢氏は「何らかの勢力をつくる」と述べている。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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