
「ヘイ、メタ、写真を撮って」――そう呼びかけるだけで眼鏡に内蔵されたカメラが作動する。米IT大手メタは21日、人工知能(AI)を搭載したスマートグラスを日本で発売した。開発には、サングラスブランド「レイバン」「オークリー」を傘下に持つフランスの眼鏡大手が協力している。
東京都内の店頭販売では開店前から購入希望者が列をつくった。レイバンモデルを購入した50代の女性会社員は「日常生活でAIの性能を体感したい」と述べ、音楽再生や翻訳、通話といった機能に特に期待を寄せている。
眼鏡をかけたまま見えた物について質問すれば、AIが音声で応答する。例えば、食材を手に取り「レシピを教えて」と尋ねると料理の作り方を説明。通話やメッセージ送信の指示も可能だ。写真を撮影する際には、レンズ脇のフレームに付けられた発光ダイオード(LED)ライトが点灯し、周囲に認識される仕組みとなっている。
参考価格はレイバンモデルが7万3700円から、オークリーモデルが7万7220円から。度付きレンズは別売りとなる。
購入はメタの公式オンラインストアのほか、家電量販店でも可能。今後はAI機能のアップデートも計画されているという。