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日本サッカー協会(JFA)は、北中米で開催中のFIFAワールドカップ2026に臨む日本代表のチームベースキャンプ地を、報道陣に公開した。同代表はアメリカ・テネシー州ナッシュビルにあるナッシュビルSCトレーニングセンターを今大会の根城として選定。施設はMLS(メジャーリーグ・サッカー)のナッシュビルSCが所有・使用するもので、2023年6月にオープンしたばかりの最新鋭施設だ。
2面の天然芝ピッチをはじめ、選手・スタッフ用のロッカールーム、ジム、メディカルルーム、温冷浴設備、プール、サウナまで完備。まさに“アスリートファースト”の環境が整っている。大会期間中は特別な装飾が施され、ロッカールームには各選手の名前と背番号が掲出され、チームの結束を象徴する空間となっている。
注目を集めたのは、負傷により離脱を余儀なくされたキャプテン、遠藤航(リバプール)のロッカーだ。彼の名前と背番号「6」はそのまま残されており、チームメートへのリスペクトが感じられる。一方、追加招集された町野修斗(ホルシュタイン・キール)の装飾は現在発注中。また、サポート役としてチームに帯同している吉田麻也、南野拓実の両ベテランにも、それぞれ名前と背番号入りのロッカーが用意されている。
この施設は、実はFIFAが事前に定めたチームベースキャンプ地の候補リストには含まれていなかった。それをJFAが独自に調査・発掘したものだ。選定の決め手について、松本良一フィジカルコーチは「トレーニングファシリティとホテルの施設がすごく良かった」と説明。実際、選手たちからも環境面の充実ぶりを評価する声が相次いでいるという。
日本代表は今後もナッシュビルを拠点に、グループステージの試合が行われるダラス(オランダ代表戦、スウェーデン代表戦)とモンテレイ(チュニジア代表戦)へ往復移動する。決勝トーナメント進出を果たせば、ラウンド32まではこのナッシュビルSCトレーニングセンターで調整を続ける計画だ。いわば“世界一への拠点”として、日本代表の躍進を支える舞台となる。