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JR東日本は19日、東京都内で定時株主総会を開催した。1月以降に相次いだ輸送トラブルを受け、一部株主が喜勢陽一社長や深沢祐二会長の解任を提案し、総会で賛否が議論された。
株主提案は、取締役会の下に安全諮問委員会を設置することなど、計5つの項目から構成されている。これに対しJR東の取締役会は、喜勢氏が先頭に立って改善策の策定や実行を進めていることを理由に、全ての株主提案への反対を表明している。
会社側は、取締役の人事案など3つの議案を自ら提案しており、株主提案との対立構造が鮮明となっている。安全面の強化を訴える株主側と、現経営陣の継続を求める会社側の主張が激しくぶつかりあう展開となった。
具体的な輸送トラブルとして、1月には作業ミスによる停電で山手線や京浜東北線が運転を見合わせた。2月には京葉線八丁堀駅構内で煙が発生したほか、東北線(宇都宮線)で架線が切れる事故が起きている。
総会では株主から安全対策の強化を求める声が相次ぎ、今後の経営の行方に注目が集まっている。会社側は改善策を着実に実行していると説明し、理解を求めた。