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JVCケンウッドは、米国カリフォルニア州でIP無線事業を展開するSan Luis Aviation, Inc.(SLA社)の発行済株式100%を取得し、連結子会社化したと発表した。買収金額や時期は非開示だが、同社はハイブリッド無線領域への本格参入を目指す。
JVCケンウッドは2026年5月に策定した中期経営計画「VISION2030」において、無線システム事業の「ナローバンド領域」を成長牽引事業、「ハイブリッド領域」を期待・挑戦領域と位置付けている。今回の買収はハイブリッド領域の強化策の一環とみられる。
JVCケンウッドは6月17日、SOMPOアセットマネジメントが運用するファンドから自社株を取得するなど、資本効率向上にも取り組んでいる。同社は無線事業のポートフォリオ拡大を通じて、防災・業務用通信市場での存在感を高める方針だ。
9日の東京株式市場では、JVCケンウッド株は買い先行で推移し、終値は前日比△△円高の×××円と堅調だった。市場では買収による成長期待が好感されたとの見方がある。
JVCケンウッドは今後、SLA社のIP無線技術を自社製品に統合し、警察・消防・電力などの業務用無線システムの高度化を図る。2027年度までにハイブリッド領域で売上高100億円を目指す方針だ。