t>

連日の猛暑で食欲が落ちがちなときに大活躍するのが、冷たいそうめんだ。いつものめんつゆ味に飽きたら、汁なし担々麺風アレンジはいかがだろうか。「おばさんのラー油」と練りごまで、本格中華の旨みを手軽に再現できるという。夏の食卓に新風を吹き込む一皿の作り方を伝授する。
鍵となるのは、タレの配合だ。「おばさんのラー油」(または同種の香り高いラー油)大さじ1、練りごま大さじ2、醤油大さじ1、酢小さじ1、砂糖ひとつまみ、花椒(あれば)少々をボウルに入れる。これだけでもう、本場四川の担々だれの味わいが完成する。
しかし、ここで最重要の秘訣がある。それは「タレは絶対に混ぜすぎない」こと。練りごまが分離してしまうのを防ぐため、箸で3〜4回、優しくくるっと混ぜるだけで十分だ。余計にかき混ぜると、ごま油が分離して水っぽくなり、味も香りも半減するという。
そうめんは表示時間よりやや硬めに茹で、冷水でしっかり締めて水気を切る。器にそうめんを盛り、タレを中央にかける。仕上げに刻みネギ、砕いたピーナッツ、ラー油の実をトッピングすれば、見た目も華やかになる。
食べる直前にタレとそうめんをよくなじませるのがおすすめだ。混ぜすぎないタレが、麺にほどよく絡み、濃厚ながらもさっぱりとした後味を生み出す。夏バテ気味の家族も、箸が止まらない一品になること請け合いだ。