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24日、アメリカ・ダラスで行われた日本代表の公式練習。ブラジル留学経験を持つ筆者にとって馴染み深いポルトガル語が、メディア控室のあちこちから聞こえてきた。確認できたのは、今大会を放映する『globo』、『CazéTV』、そしてブラジルメディア『TMC』だ。
「メディア控室にWi-Fiはあるのか?」と困っていた筆者に声をかけたブラジル人スタッフ。無事に問題は解決した後、なぜ日本代表の練習を取材しているのか尋ねると、「決勝トーナメントでブラジル代表と対戦する可能性のある国を取材している」と教えてくれた。ブラジル代表はグループCを首位で通過しており、日本代表が属するグループFの2位と決勝トーナメント1回戦で対戦することが決まっている。
その後、ブラジルメディア『TMC』のアンドレ・フェルナンデス記者と互いの代表チームについて情報交換することで合意。日本代表の強みや久保建英の現状などについて質問を受け、筆者なりの見解を伝えた。日本代表の強みについては、「8年間積み上げてきた森保ジャパンでは、誰一人としてサボらない雰囲気が醸成されている」と回答。さらに斉藤俊秀コーチが名付けた『SSBK(サムライ・スプリントバック)』について説明すると、“サムライ”という言葉のインパクトもあってか、大いに興味を示していた。
アンドレ記者に日本代表、ブラジル代表、ワールドカップについて聞いてみた。昨年10月のキリンチャレンジカップでは、日本代表が3-2で逆転勝利を収めた。率直にどう感じたのか質問した。
「ブラジルにとっては2-0でリードしていたのに、2-3で逆転される非常にショッキングな敗戦でした。しかしながら、当時はカルロ・アンチェロッティ監督が就任したばかりで、まだチームとしては完成されていなかったという側面もあります。メンバーの変更も多くありました。ただ、日本は10年前と比較してはるかに強いチームという印象を受けました」
仮に決勝トーナメント1回戦で日本と対戦することになったらどう思うか尋ねた。
「ブラジルにとってはもちろん勝つチャンスがあります。しかしながら、日本が相手となれば非常に難しいゲームになるでしょう。まず、オランダとはこのタイミングで対戦したくありません。日本よりもスウェーデンの方が楽な相手になると思っています」
ブラジル代表についてもうかがった。ネイマールの選出については賛否があったが、現状はどうか。
「ネイマールは今日のゲームで間違いなくプレーします(※スコットランド代表戦で76分から出場)。ネイマールはチームにとって重要な存在です。今でもチームのリーダーであり、若い選手たちに対する影響力がある。しかしながら、ネイマールが必要か、必要ではないかという意見はブラジルでは真っ二つに割れています。特に年配の人たちはネイマールはすでに戦力としては厳しい、チームに対する貢献はできないと考えている人が多いようです」
現在のチームで最も好調な選手は誰か。
「ヴィニシウス・ジュニオールです。今大会はいいスタートを切りましたし、スタープレーヤーです(※スコットランド戦でもゴールをマーク。3試合連発はブラジル史上6大会ぶり歴代5人目の記録)」
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