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山口県で発生した三菱自動車製トラックの欠陥による死亡事故で、業務上過失致死罪に問われた元社長河添克彦被告ら元役員4人に対し、横浜地裁は10日、河添被告に禁固3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。検察側の求刑は禁固3年だった。
また元副社長の村田有造被告には禁固3年・執行猶予5年、元執行役員の中神達郎被告には禁固2年6月・執行猶予4年、三菱自動車から分社化した三菱ふそうトラック・バスの元会長宇佐美隆被告には禁固2年・執行猶予3年の判決がそれぞれ下された。いずれも執行猶予付きの有罪判決となった。
起訴状によると、三菱自動車はトラックのクラッチ系部品に欠陥があることを認識しながら放置し、後のリコール隠し発覚時にも当時の運輸省に不具合を隠蔽していた。その後、山口県でこの不具合により制御不能となったトラックが地下道出入り口に衝突し、運転していた男性が死亡する事故が発生した。
河添被告らは公判で、欠陥を放置していた事実を知らなかったと主張し、無罪を訴えていた。
三菱自動車を巡る一連のリコール事件では、横浜でのトラックタイヤ脱輪死亡事件で当時の担当部長が有罪判決を受けたほか、国への虚偽報告事件では宇佐美被告らが起訴されたが、一審は無罪となっている。
10日の日経平均株価は前日比813円88銭高の6万8557円73銭と続伸した。