
厚生労働省は21日、加熱式たばこの健康影響に関する文献調査の結果を公表した。主流煙に含まれる一部の発がん性物質の量が、紙巻たばこより多い場合があることが明らかになった。
調査では、加熱式たばこの副流煙が発生することも確認された。これにより、受動喫煙のリスクが改めて指摘される結果となった。
厚労省は都内で開かれた受動喫煙対策専門委員会に、この文献調査の結果を報告した。報告内容は、改正健康増進法に基づく受動喫煙対策強化の議論に影響を与える可能性がある。
同省は能動喫煙と受動喫煙の両面から、加熱式たばこの健康影響を検証するため、計153の文献を対象に内容を詳細に調査した。
専門家の間では、今回の結果が今後のたばこ規制や健康政策の見直しにつながるとの見方が出ている。厚労省は引き続きエビデンスの収集を進める方針だ。