
29日午前7時20分ごろ、東京都福生市加美平3丁目の路上で「ハンマーを持っている人がいる。1人殴られている」などと110番通報があった。警視庁によると、40代の男が自宅近くの路上にいた少年2人をハンマーで殴打した。1人は左目を眼底骨折する重傷を負い、もう1人も右肩を打撲する軽傷を負った。
男は自宅に戻った後、駆けつけた警察官に対して玄関付近でナイフを向け、さらに噴霧器で液体をかけた。警察官3人が目の痛みなどを訴えて病院に搬送されたが、いずれも軽傷だった。警視庁は殺人未遂容疑で男の行方を追っている。
男はその後、自宅に立てこもっているとみられ、警察官らが周辺を警戒していた。正午ごろ警察官が自宅に突入したが、男の姿はなかった。自宅内には複数のハンマーと、警察官に向けたとみられるナイフが残されていたという。
警視庁によれば、けがをした少年らは友人たちと一緒に男の自宅のすぐ近くの路上で話をしていた。男の母親が少年たちに注意をした直後に、男が自宅から出てきて暴行を加えたという。男は自宅に入った後、裏口から出て行った可能性があるとみられている。
近くに住む女性(50)はこの日の早朝から若い男女の声が聞こえたとし、「最近物騒に感じていたが、こんなに身近で事件が起きるなんて信じられない」と話した。警視庁は引き続き男の行方の特定を進めている。
No Comments