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沖縄県の玉城デニー知事は29日、県庁で記者団の取材に応じ、名護市辺野古沖で発生した船2隻の転覆事故について、「子供たちは海上見学の一環で(抗議)船に乗った。抗議に参加したということではない」と述べた。この事故では平和学習中の同志社国際高(京都府)2年の女子生徒ら2人が死亡している。
抗議船に高校生を乗せて平和学習が行われたことについては、「それは学校側の判断だ」と強調し、是非についての言及を避けた。産経新聞記者の質問に答える形となった。
玉城氏は事故の11日後、「抗議船というくくりで安全性に問題があるということではなく、抗議にも使われている船」との見解を示していた。一方、今月28日に事故現場を視察した黄川田仁志沖縄北方担当相は「基地建設の抗議船に高校生を乗せて平和学習が行われたことに、たいへん大きな違和感を持った」と指摘していた。
黄川田氏の発言をどう受け止めているか問われると、玉城氏は「大臣のコメントは今の段階で確認できていない」と述べたうえで、「その船に乗って海上から現地を視察しようという一環で(平和学習が)行われたのであろう」との認識を示した。
(大竹直樹)