
米国の芸術、文学などの分野で最も権威がある米芸術文学アカデミーは3日までに、生涯の業績に対して与える功労賞である建築部門の「金メダル」に、ハーバード大大学院デザイン研究科教授で建築家の森俊子氏を選んだと発表した。
森氏は1951年、神戸市生まれ。2002~08年には同研究科の建築学科長を務めた。現在はニューヨークで自身の建築設計事務所を主宰し、国際的に活動している。
森氏の代表作には、ニューヨーク・ブルックリン公共図書館やアフリカ・セネガルの文化センターなどがあり、これらの建築作品は高く評価されている。
2021年には、アーティストや建築家に贈られるイサム・ノグチ賞を受賞している。同賞は芸術と建築の融合に貢献した人物に与えられる。
アカデミーは1898年設立で、現役の芸術家や作家、音楽家、建築家ら300人の終身会員で構成される。森氏は2020年から会員。各部門の最高の栄誉である金メダルは、年ごとに異なる部門から選出され、今年は建築と歴史部門から選ばれた。