
群馬県川場村の道の駅「川場田園プラザ」を運営する第三セクターの経理担当だった30代男性社員が死亡した問題で、村が弁護士らによる調査委員会を設置したことがわかった。村への取材で明らかになったもので、男性の死亡の背景を調べるのが目的だ。男性は自殺とみられている。
第三セクターは村が60%を出資する「田園プラザ川場」(永井彰一社長)。田プラによると、3月11日、村内に止めた乗用車内で男性社員が死亡しているのが見つかったと警察から連絡があった。警察からは遺体の状況から自殺とみられるという説明を受けたという。
村は第三セクターに過半数出資していることから、男性の死亡の背景を調査する必要があると判断。4月1日付で調査委員会を設置した。むらづくり振興課は「調査が終了次第、結果を公表する予定」と述べている。
関係者によると、男性は死亡する前に業務に関わる悩みを抱えていた可能性があるという。調査委はこうした点も含めて詳しく調べる方針だ。村は第三セクターの運営実態についても検証を求める声が上がっている。
川場田園プラザは年間約220万人が訪れる「日本一の道の駅」として知られ、観光や地元産品販売で地域経済を支えてきた。今回の事態を受け、村と第三セクターのガバナンスのあり方が改めて問われている。
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