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高市早苗首相は22日の参院予算委員会で自身のエピソードを交えつつ、たびたび笑いを誘った。
自民党の江島潔氏から過去の自転車利用歴を問われ、「小学校、中学校と自転車に乗っていた。関西で『チャリンコ』というが、乗っていた」と振り返った。オートバイ愛好家の首相は「自動2輪の免許を取ってからは乗っていない。あっ、1回目の選挙の時に『銀輪部隊』というのをやろうと思って乗ったが、長いこと乗っていなかったので、コケた。それが最後だ」と語った。「銀輪部隊」は、太平洋戦争時に自転車で行軍した旧日本軍の通称として知られる。
立憲民主党の森本真治氏とは、首相が参加した仏東部エビアンでの先進7カ国首脳会議(G7サミット)を巡り議論を交わした。
森本氏は、中東情勢などを踏まえ「米国と欧州各国がギクシャクしているといわれる中で、開催国フランスをはじめ参加国は気を遣ったと思う」と述べ、G7の体制維持についての所見を求めた。首相が「米国と欧州のギクシャク感についてお尋ねがあったが、思っていたほどギクシャクはしていなかった」と話すと、「ギクシャク」が前提のような答弁に聞こえたためか、首相の背後にある閣僚席で片山さつき財務相が笑った。
続けて、首相は「米国とイランの間の覚書合意成立後にG7首脳が一堂に会して中東情勢の今後の見通しやG7の役割を議論する形になったので、大変時宜を得た会合になった」とG7サミットの意義を語った。「米国と欧州の距離感、関係性についても、自由、民主主義、法の支配といったG7が固く共有する基本的な価値・原則について世界に力強いメッセージを発することができた。経済安全保障、資源エネルギーについて、闊達な意見交換ができた」と成果を説明した。