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パキスタンのシャリフ首相は23日、首都イスラマバードでイランのペゼシュキアン大統領と会談した。シャリフ氏は米国とイランの戦闘終結を宣言した覚書を巡り「弾道ミサイルが議題になったことはない。一部の国は保有し、イランは持つべきではないという二重基準はあり得ない」と述べ、イランを擁護した。
パキスタンは米イラン協議の仲介国として重要な役割を果たしており、シャリフ氏は来週、イランを訪問すると表明した。両国間の協力関係がさらに強化される見通しだ。
トランプ米大統領はこれまでイラン攻撃の目標の一つに弾道ミサイル施設の破壊を挙げてきたが、17日に保有を事実上容認する考えを示した。この方針転換は国際社会の注目を集めている。
覚書にはミサイルに関する具体的な記述がなく、イランのミサイル開発を脅威と見なすイスラエルが反発する可能性がある。中東情勢の新たな火種となる懸念が指摘されている。
ロイター通信によると、ペゼシュキアン氏も共同記者会見で、覚書にイランの弾道ミサイルの開発や生産に関する制限は含まれておらず「今後も盛り込まれることはない」と主張。ミサイル計画など自国の防衛能力について妥協することは決してないと強調した。