
和歌山県白浜町のレジャー施設から昨年6月、ジャイアントパンダ4頭が中国へ返還されて間もなく1年となる。〝ポストパンダ〟の誘客手段として、大江康弘町長は台湾関連のイベントに力を入れていく考え。
大江氏は元参院議員で「親台湾派」としても知られる。産経新聞のインタビューに対し、「友人である台湾の皆さんに白浜を助けてもらいたい」と意気込んだ。
中国政府は昨年11月以降、日本への渡航自粛を呼びかけており、白浜でも中国人観光客が減っている。一方、欧米の観光客は増えているという。
大江町長は「今月も県と一緒に台湾便のチャーター誘致に行く。私は台湾の皆さんと50年近い付き合いだ。もちろん、パンダを否定しているわけではない。ただ、中国との関係は政治情勢で簡単に左右される。実際、パンダも突然いなくなった。だからこそ、安定した関係を築ける台湾との交流を深めたい」と述べた。
「昨年は初めて(台湾夜市、台湾獅子舞が楽しめる)『台湾フェスタ』を海辺の近くで開催し、1日で4000人が来場した。今年も開く。台湾の人たちに白浜を応援してもらいたい」と話している。