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第一生命の隅野社長は「市中金利の上昇によって、顧客の貯蓄性商品への感度は非常に高まってきている。当社では指数連動型個人年金保険「ステップジャンプ」が長期的なヒットとなっているが、競合他社の動向を見ても、資産形成系の商品は、さらに時流に乗ったものをグループ全体で用意していく必要がある」と語った。
同社長は、長年続いてきた対面主体の営業スタイルを「旧態依然としており、顧客ニーズの多様化に対応できていない」と指摘。デジタルツールの活用やデータ分析に基づく提案型営業への転換を急ぐ方針を示した。
新たな収益源として、福利厚生や健康増進プログラムなど保険外のサービス領域を開拓する。隅野社長は「単なる保険商品の販売にとどまらず、顧客の人生全体を支えるサービスを提供したい」と強調する。
具体的には、企業向けに従業員の健康管理やメンタルヘルス支援を総合的にパッケージ化した法人向け福利厚生サービスの拡充を計画。個人向けにもリビングサポートや介護関連サービスを充実させる。
これらの戦略を通じて、第一生命は従来の生命保険会社の枠を超えた総合ライフデザイン企業への変革を目指す。隅野社長は「変化を恐れず、未来に向けて持続可能な成長を実現する」と述べ、決意を新たにした。