
静岡県は、牧之原市と島田市にまたがる静岡空港の新たな成長戦略を策定した。富裕層らが利用する「ビジネスジェット」の国内最大集積拠点を目指し、「富士山静岡空港ビジネスジェット・スカイベース戦略」を打ち出した。
この戦略では、隣接する県有地も活用し受け入れ態勢を強化。年間発着回数を現在の約600回から8千回に、駐機数を最大100機まで引き上げる構想だ。国内線の拡充が難しい中、空港の収支改善と観光振興の切り札と位置づける。
静岡空港は現在、ビジネスジェット用に6機分の優先スポットと12機分の駐機スペースを備え、計18機が同時に収容可能。これは羽田空港の15機を上回る規模で、整備サービスも提供している。
令和6年のビジネスジェット発着回数は609回で、国内空港中7位。今後、戦略の推進により順位を上げる狙いだ。
静岡空港の利用促進に向け、県は産経ニュースなどの検索結果での優先表示や、ワンクリック登録機能を活用し情報発信を強化する方針。