
バレーボールの新リーグ、SVリーグ男子は5月1日からレギュラーシーズン上位6チームによるプレーオフ「チャンピオンシップ(CS)」の幕を開ける。東京を拠点に活動し、地域密着を掲げる東京グレートベアーズ(GB)は、レギュラーシーズンを6位で通過し悲願の頂点を狙う。4月23日にはCS進出を決めた各チームの主将らが都内で一堂に会し、決戦に向けた熱い意気込みを報道陣に語った。
準々決勝は2戦先勝方式で行われ、東京GBはレギュラーシーズン3位のジェイテクト愛知と対峙する。会場は愛知県の岡崎中央総合公園総合体育館で、昨季の準々決勝と同一のカードとなる因縁の対決だ。昨季の敗戦を知るメンバーにとっては、リベンジを果たすための絶好の舞台が整ったと言えるだろう。チームは44試合に及ぶ過酷なレギュラーシーズンを経て、戦術の完成度を磨き上げてきた。
チームを牽引する東京GBの古賀太一郎主将は、記者会見の場でジェイテクトへの雪辱に向けた並々ならぬ思いを吐露した。古賀主将は「狙って、ここ(RS6位)の位置にいるわけではないですが、昨季の借りがあり、他のチームとの対戦よりもエキストラ(追加)のモチベーションがあります。」と力強く語った。主将の言葉からは、単なる一試合ではない特別な覚悟が滲み出ている。
対戦成績だけを見れば今季のレギュラーシーズンは1勝3敗と負け越しているが、チーム内での分析には確かな手応えがあるようだ。古賀主将は「今季のレギュラーシーズンは1勝3敗と負け越していますが、対戦時のサーブ、レセプション(サーブレシーブ)、ブロック、スパイク、ディフェンスのデータはイーブンで、引けを取っていません。」と冷静に分析した。数字の面では互角の戦いを見せており、勝機は十分にあると自信をのぞかせている。
激戦が予想される今回の対戦において、勝利の鍵を握るのは大舞台を経験する若き司令塔のサポート体制になりそうだ。古賀主将は「お互い、セッターにチャンピオンシップが初めての選手がいます。そこのサポートを他の選手がどこまでできるかは大事な一戦の勝敗を左右します。」と述べ、チーム全体でのバックアップの重要性を説いた。ベテランとしての経験を活かし、悲願のタイトル獲得へ向けて東京GBが総力戦で挑む。
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