
神奈川県は、物価高騰対策事業「かながわトクトクキャンペーン!」のキャッシュレス版の実施概要を発表した。同キャンペーンは、県内の対象店舗でキャッシュレス決済を利用するとポイントなどが付与される仕組みで、1人当たり最大1万5000円相当の還元が受けられる。開始日時は6月19日午前0時からとなる。
県によると、対象のキャッシュレス決済サービスは「イオンペイ」「auペイ」「d払い」「PayPay」「メルペイ」「楽天ペイ」の6種類。還元総額は180億円相当で、還元率は中小・小規模企業で20%、大手企業で10%に設定された。
1回の支払いで得られるポイントの上限は1500円相当だが、複数回利用することで、1決済サービスにつき最大2500円相当が付与される。全6サービスを活用すれば、合計で最大1万5000円相当の還元が可能だ。
キャンペーンは予算上限に達するまで継続される予定。対象店舗は県内に所在し、キャンペーンポスターやステッカーが掲示され、かつ対象のキャッシュレス決済サービスを導入している店舗に限られる。
県は過去に、専用アプリ「かながわPay」を用いたポイント還元キャンペーンを実施済み。今回は既存のキャッシュレス決済サービスを活用することで、早期かつ広範な店舗での利用を可能にした。
黒岩祐治知事は13日の定例会見で、「(かながわPayは)非常に好評だった。物価高騰に苦しんでいる人を少しでも支える中では、さらに使いやすくした形で皆さんに提供することで、この急場を何とか乗り越えてもらいたい」と述べた。
さらに県は、キャッシュレス版に加え、紙の商品券を使ったキャンペーンも並行して実施。プレミアム分の割り増しは販売価格の30%以内で、県が補助する。参加商店街ではすでにプレミアム付き商品券の販売を開始したところもあり、一部は終了している。