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サウナに週4回以上入る習慣は、認知症リスクを66%、アルツハイマー病リスクを65%低下させる可能性があることが、フィンランドの約20年にわたる研究で明らかになった。この研究は中高年男性2315人を対象に、サウナ利用頻度と認知症発症の関連を調べた。
この研究は、フィンランドの東フィンランド大学などに所属する研究者らが2016年に発表した論文「Sauna bathing is inversely associated with dementia and Alzheimer’s disease in middle-aged Finnish men」に基づく。約20年間の追跡調査によって、サウナに頻繁に入る習慣が認知症やアルツハイマー病の予防につながる可能性が示された。
研究チームは、ベースライン時(1984〜89年)に42歳から60歳であった健康なフィンランド人男性2315人のサウナ利用頻度を調査し、中央値で20.7年間追跡した。期間中に204人が認知症、123人がアルツハイマー病と診断された。
分析では、年齢、飲酒量、BMI、収縮期血圧、喫煙状況、2型糖尿病、心筋梗塞の既往歴、安静時心拍数、血清LDLコレステロールといった交絡因子を調整した。その結果、サウナの利用頻度が高いほど発症リスクが下がるという関連が示された。
週に1回のみサウナを利用するグループを基準とした場合、週に2〜3回利用するグループでは認知症の発症リスクが22%(ハザード比0.78)、アルツハイマー病の発症リスクが20%(ハザード比0.80)低下傾向が見られた。
さらに、週に4〜7回とほぼ毎日利用するグループでは、認知症のリスクが66%(ハザード比0.34)、アルツハイマー病のリスクが65%(ハザード比0.35)も減少するという効果が示された。