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スズキ アルトラパンLC 新型試乗:軽自動車で300km走ってわかった真実

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Yuki Tanaka
自動車 - 25 7月 2026

軽自動車で往復約300kmの高速道路を含むロングドライブを敢行した。結論から言えば、街中では小回りが利いて快適、高速では非力でストレスがたまり、ワインディングでは予想以上に楽しめる。ハイトワゴン全盛の軽自動車市場で、ラパンLCのような低重心モデルが持つ独自の価値を再確認した。

普段は街乗りが中心の軽自動車だが、今回はあえて長距離を走ることで、その実力を試した。試乗車は昨年8月から販売されているマイナーチェンジ版のアルトラパンLC。2022年にラパンの派生モデルとして登場し、初めての試乗となる。

LCの名称は、過去に一世を風靡したスズキのフロンテLC10型から着想を得ている。2022年当初のフロントマスクはかろうじてその面影を残していたが、今回のグリル変更によってその痕跡は完全に消え去り、独自の表情を獲得した。

もっとも、それが不満というわけではない。新グリルは存在感を増し、アンダーグリルにはLAPINのロゴが入るなど、ノーマルラパンよりもラパンらしさが強調されている。メカニズムはラパンと共通で、現行型は2015年デビューの11年目を迎えた長寿車だ。

今回のマイナーチェンジではエンジンを換装。R06D型と呼ばれる新エンジンは、アルトやスペーシアなどにも採用されているNA用ユニットで、従来のR06A型を置き換えた。ターボモデルはラパンには設定されていない。

驚くべきことに、新型エンジンは最高出力3ps、最大トルク5Nmのダウン。近年、新型で性能が低下するのは異例だが、日常域での扱いやすさと燃費向上を優先した結果と推察する。

実際に走らせると、その差体を感じる場面はほとんどない。停止からの全開加速ではもたつくが、一般道の流れに乗るには十分な動力性能だ。

今回のドライブでは、横浜青葉インターから新富士インターまでの高速区間を片道約100km走行。49ps、58Nmのパフォーマンスでは、大井松田からの登り坂で速度が落ちやすく、アクセルを踏み増すたびにエンジンがうなる。

御殿場以東の120km/h区間では、巡航速度に乗せてしまえば走行可能だが、90~100km/h程度が精神的にも肉体的にもリラックスできる速度域だと感じた。

前方の流れが詰まって減速すると、再び速度を回復するのにストレスがかかる。特に120km/h区間では、横風や路面の影響で直進安定性が乱れ、ステアリング操作に神経を使う。

そうした理由から、アルトラパンLCは高速道路には向いていない。だが、帰路に選んだ山間のワインディングロードでは、その印象が一変する。

国道413号線はバイカーやオープンスポーツに人気のルート。前方を走るバイクや普通車に遅れずについていけるコーナリング性能を示し、予想外の楽しさを味わえた。

狭い区間では、最近の幅広車両が速度を落とさざるを得ない場面でも、コンパクトなラパンは余裕で通過。コーナリング姿勢は安定しており、サスペンションの突き上げもなく、終始楽しいドライブができた。

アンダーパワーの弱点はエアコン。オートモードにすると自動で内気循環になり、冷房効率は良好だが、外気導入に切り替えると信号待ちで効きが悪くなり、車内が蒸し暑くなる。

気温30度超えの街中では外気導入を避け、やむを得ずアイドリングストップを解除するなどの対策が必要だった。夕方、気温が下がると逆に冷えすぎて設定温度を上げる必要が生じ、オートモードの実用性に疑問が残った。

ハイトワゴン全盛の中でも、重心が低く低い視線で走れるラパンの形状は、ロングツーリングで真価を発揮する。高速での横風による外乱も、ハイトワゴンより確実に少ない。

総合評価:パッケージング★★★★★、インテリア/居住性★★★★★、パワーソース★★★★、フットワーク★★★★、おすすめ度★★★★★。

(筆者:中村孝仁。AJAJ会員、自動車技術会会員。1952年生まれ。4歳でモーターマガジン誌に登場したクルマ好き。スーパーカーショップのバイト、ノバエンジニアリングの丁稚メカを経て、ドイツで修行。1977年よりフリージャーナリスト。現在は運転講習会社ショーファデプト代表取締役。テレビ東京「開運なんでも鑑定団」で自動車鑑定士も務める。)

もともと1967年のフロンテ360(LC10)をオマージュしたラパンLC。スズキは2026年7月末に福島県猪苗代町で開催のイベント、ダイハツは2025年7月にハイゼットトラックなどのリコールを発表した。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、Response.jpの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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