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MEXICO CITY, MEXICO – JULY 05: VISA branding is shown on an LED Board during the FIFA World Cup 2026 Round Of 16 match between Mexico and England at Mexico City Stadium on July 05, 2026 in Mexico City, Mexico. (Photo by Manuel Velasquez – FIFA/FIFA via Getty Images)イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督は、DFジャレル・クアンサー(レヴァークーゼン/ドイツ)に2試合の出場停止処分が下された理由について、FIFA(国際サッカー連盟)から説明を受けていないことを明かした。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
クアンサーは5日に行われたFIFAワールドカップ2026・ラウンド16のメキシコ代表戦に右サイドバック(SB)として先発出場した。
52分、スライディングタックルを敢行した際に足裏がヘスス・ガジャルドのすねを捉えてしまい、オンフィールド・レビューの結果、一発退場となった。
同試合は数的不利となりながらも、リードを守り切ったイングランド代表が3-2で勝利を収め、準々決勝に進出を果たした。
しかし、退場したクアンサーには自動的な1試合の出場停止に加え、重大な反則プレーに該当することから、追加の1試合出場停止処分が下されることがFIFA規律委員によって明らかになっている。
今大会では、決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦でレッドカードを提示されたアメリカ代表FWフォラリン・バログン(モナコ/フランス)の出場停止処分に1年間の猶予が与えられた事例がある。
同選手がラウンド16のベルギー代表戦に出場したこともあり、クアンサーには準々決勝のノルウェー代表戦に出場できる期待も寄せられていた。
しかし、逆に2試合の出場停止処分が下されることとなり、トゥヘル監督はメキシコ代表戦後に「全くもって不十分だ。審判のレベルが足りていない。第4審判も同様だ」「当初はファウルさえ取らなかった場面を覆したわけだ。不十分と言わざるを得ない」と不満を語っていた。
この発言が裁定に影響したのではないかと指摘されたが、トゥヘル監督は「そうは思わない」と否定した。
その上で、クアンサーに追加の出場停止処分が下された理由について「我々も説明を受けていない」と明かしている。
イングランド代表は準々決勝をクアンサー欠場で戦うことになり、右SBの層が薄い中でチーム編成への影響が懸念される。