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ウルグアイ代表を率いるマルセロ・ビエルサ監督が、今回のワールドカップで導入されているハイドレーションブレイク(飲水タイム)について「サッカーから多くのものを奪う」と痛烈に批判した。フランスメディア『レキップ』が伝えている。
国際サッカー連盟(FIFA)はFIFAワールドカップ2026に先駆けて、W杯本大会でハイドレーションブレイクを設けることを発表。天候や気温、開催地、試合会場の屋根の有無に関わらず、3分間のハイドレーションブレイクが設けられ、前後半の22分頃に主審のホイッスルによって試合が中断される。
ハイドレーションブレイクは以前のクーリングブレイクとは異なり、熱中症予防の水分補給以外にも、監督やコーチ陣が戦術ボードなどを用いて選手たちに戦術的な指示を与えるために利用でき、実質試合がクォーター制に移行していると見る向きもある。
さらに、テレビ放送やインターネット配信においてこのハイドレーションブレイク時はコマーシャルを差し込みやすく、スポーツ面ではなく商業面の理由からFIFAが導入を決定したとの見方も根強い。
そのため、今大会開幕後はサッカーの商業主義に辟易するヨーロッパのファン・サポーターを中心にハイドレーションブレイク時のブーイングや選手や監督といった当事者、元選手のコメンテーターなどを中心にネガティブな意見も目立っている。
そんななか、サッカー界において誰もがその言葉に耳を傾ける“賢人”であり、“鬼才”のビエルサ監督が、初めてハイドレーションブレイクに言及。「何もプラスにならない」と強い表現で不満を示した。
「2ピリオドではなく4ピリオド制にすることで、サッカーの概念そのものが変わってしまう」
「何も付け加えることはないが、多くのものを奪う。4ハーフ制にしたとき、サッカーを人々を魅了するスポーツたらしめている要素への影響については全く考慮されず、私が議論も分析もしない別の種類の影響ばかりが考慮されたのだ」
「この決定以前、サッカーには一つの特徴があった。今は別の特徴が加わった。人々はサッカーの特徴ゆえにこのゲームを愛するのだ」
「私が提示している結論は私自身の意見ではなく、私が常に耳にし、同意しているものだ」
なお、サウジアラビア代表とのグループH初戦をドローで終えたウルグアイは、現地時間21日にカーボベルデ代表との第2戦に臨む。
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