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15日にフランスで開幕するエビアン先進7カ国首脳会議(G7サミット)は、マクロン仏大統領がG7議長国の首脳としてトランプ米大統領を迎える2度目の機会となる。トランプ氏との愛憎混じる9年間の関係をテコに、サミットを成功に導きたいという狙いが見える。
トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)を「張り子の虎」と罵倒する一方、欧州の華麗な歴史文化には強い関心を示す。マクロン氏は、トランプ氏の「ゴージャス好き」な性格を熟知し、対米外交の切り札にしてきた。
今回は17日のサミット終了後、トランプ氏を絢爛(けんらん)豪華なベルサイユ宮殿での夕食会に招き、出席の約束を取り付けた。サミット最終日まで滞在させるためのアイデアだった。トランプ氏が昨年、カナダで開かれたG7サミットで初日に帰国したことが背景にある。
マクロン氏はこうした接待戦略でトランプ氏の関心を引きつけ、議論の場に長く留まらせる狙いだ。外交関係者によれば、両首脳は過去9年間にわたり微妙なバランスの上で関係を築いてきた。
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