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「まさか、あの老舗REITがアクティビストの標的になるとは――」。J-REIT業界に衝撃を与えた、3Dインベストメント・パートナーズによるNTT都市開発リート投資法人へのTOB。同意なき買収の裏に迫る3Dの真の狙いとは何か、その背景と波紋を探る。
3Dの狙いは、NTTグループとNTT都市開発リートの間の利益相反問題の解消にある。同社は、スポンサーであるNTTグループとの取引で不透明な部分があると指摘し、REITのガバナンス改善を強く求めている。
具体的には、物件取得や賃料設定における有利な条件が問題視されている。3Dは、こうした慣行が株主価値を毀損し、J-REIT全体の信頼性を低下させると主張している。
これに対し、NTTグループは現行のガバナンス体制は適切だと反論するが、一部の株主からは3Dの主張に理解を示す声も上がる。業界内では、このTOBが他のREITにも波及する可能性が指摘されている。
今後の行方は、3Dが十分な株主の支持を獲得できるかどうかにかかる。もし成功すれば、J-REIT全体にガバナンス改革を促す契機となり、業界の構造的な課題が浮き彫りになるだろう。