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静岡県の鈴木康友知事は14日の記者会見で、JR東海がリニア中央新幹線静岡工区の着工に向け18日に県と結ぶ協定に、工事中断に関する事項が盛り込まれると述べた。知事は「不測の事態が生じた場合、必要に応じ工事をいったん止め、原因究明や対応の検討を行うことを明記する」と語った。
この協定は自然環境保全条例に基づくもので、着工の前提となる。静岡県とJR東海は18日に正式に協定を結ぶ予定であり、着工への重要な一歩となる。
協定には、JR東海が実施する水資源の保全方法や、工事で発生する土の処理方法も記されると鈴木知事は説明した。これらの項目は環境保護の観点から特に重視されている。
鈴木知事は国と連携したモニタリング体制により協定に実効性を持たせたいとの考えも示し、「安心、安全に努めたい」と強調した。継続的な監視が環境影響を最小限に抑える鍵とされる。
静岡工区は山梨、静岡、長野3県にまたがる南アルプストンネルの一部で、約8.9キロの区間。大井川が流れる静岡市葵区の北部を横切る位置にある。