
中国税関総署が9日発表した5月の貿易統計によると、輸出は前年同月比19・4%増の3767億ドル(約60兆円)だった。プラスは7カ月連続となる。
伸び率は4月の14・1%から拡大し、海外需要の回復傾向が鮮明となった。
輸入は27・4%増の2713億ドルと大幅に増加。資源価格の上昇や内需の拡大が影響したとみられる。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1054億ドルの黒字となり、黒字幅は前月から拡大した。
今回の統計は、中国経済の回復力を示す一方、世界的なインフレや地政学リスクが今後の輸出に与える影響が注目される。