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中道改革連合の小川淳也代表は17日の記者会見で、高市早苗首相と15日に行った党首討論を振り返り、「若干話題のやり取りで、高市さんに一本取られた思いもないわけではない」と釈明した。その上で「聞くべきことを聞いた。原稿の読み上げスタイルはご勘弁いただきたいという思いは今後も変わらない」と述べ、首相の討論姿勢に苦言を呈した。
小川氏が指摘したのは、自身が討論中に首相に対し「読み物を読んでいるのは残念だ。自分の言葉で答えて」と求めたのに対し、首相から「ご自身もメモを見ていた」と反論された場面とみられる。小川氏はその後、「私もメモに目を落としている。読んではいない」と釈明していた。
会見で小川氏は「私も原稿に目を落としていた」と認めながらも、「高市さんは原稿を読み上げていた。国民民主党の玉木雄一郎さんが討論した時には滔々と答弁されていたが、私が質疑に立った瞬間に原稿を読み始めた。それは勘弁してほしい。せっかくの党首討論だから、私の目を見て話をしてほしいという趣旨だ」と説明した。
さらに小川氏は、首相の背後に当選1回生の若手議員らが並んだ討論会場の雰囲気にも言及。「異様な場内の空気だった。応援団なのか動員されているのか分からないが、多数の若手や大量の傍聴者、立ち見がいて最初から驚いた。高市さんが入った瞬間、礼賛の拍手で迎えていること自体が異様だった。途中も、それほど拍手で迎える発言かと思うような場面でも礼賛があり、野党側には非常に大きな威圧があった」と振り返った。
一方で「あそこに立つには、あらゆるヤジ、あらゆる誹謗、あらゆる中傷を真正面から受ける覚悟がなければ立てない。周囲の環境がどうだったこうだったと、とやかく言うつもりはない」とも述べ、自身の立場を強調した。
小川氏は「運びと言葉選びに精緻さを欠いた反省はある」と認めた上で、「映像を見てもらえれば分かるが、私はポイントを忘れないようにメモを出しただけで、ほとんど高市さんの目を見て、自分の言葉で問いかけた。高市さんは原稿を読むというより読み上げていた。自分の言葉になっていない。官僚が書いたものを読み上げてもらうために私はあそこに立っているわけではない。参照した上で、自分の言葉として私や国民に訴えかけてほしい」と重ねて強調した。(奥原慎平)