
横浜名物の「シウマイ弁当」で知られる崎陽軒(横浜市西区)は30日、人気商品の弁当「横濱チャーハン」のおかずを6月1日から変更すると発表した。鶏肉の高騰を受け、「鶏のチリソース」を「小海老のチリソース」に変更する。おかずの変更は平成18年以来、20年ぶり。価格は890円で据え置く。
現行の「横濱チャーハン」にはチャーハンと「鶏のチリソース」のほか、「昔ながらのシウマイ」2個やタケノコ煮、キュウリ漬け、しょうゆ、からしが盛り込まれている。チャーハンにはエビとグリーンピースのトッピングがあるが、おかずの鶏からエビへの変更に伴い、トッピングはグリーンピースのみとなる。
「横濱チャーハン」は昭和初期から販売されているロングセラー商品だ。令和5年3月には鳥インフルエンザ流行による鶏卵不足のため、チャーハンのレシピを変更し、煎り卵の量を減らす一方、長ネギとチャーシューを増量していた。
崎陽軒の広報担当者は今回の変更について、鶏肉以外にも原材料や包材、諸経費が高騰していることを挙げ、「総合的に判断した」と説明している。同社では引き続き消費者に安定した価格で提供するため、工夫を重ねる方針だ。
なお、今回の変更は6月1日から全国の販売店で順次適用される。既存の「横濱チャーハン」のファンからは、味の変化を楽しむ声が上がる一方、懐かしの味を惜しむ声も見られる。