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J1サンフレッチェ広島は19日、森﨑浩司アンバサダー(45)が今季限りで退任すると公式サイトで発表した。ユースから選手、アンバサダーとして約30年にわたりクラブに尽くしたレジェンドが新たなステージへと歩みを進める。
クラブ公式サイトには、森﨑氏の長年にわたる感謝と決意がつづられたコメントが掲載されている。その言葉には、広島への深い愛情と支えてくれたすべての人々への謝意がにじむ。
「いつも温かいサポートをいただき、誠にありがとうございます。ユースで3年、選手として17年、アンバサダーとして10年と、サンフレッチェ広島の一員として約30年過ごした日々は、私にとって何物にも代えがたい宝物です。選手としてピッチに立っていた時も、アンバサダーとしてスポンサーの皆様、地域やメディアの皆様、そしてファン・サポーターの皆様と触れ合ってきた時間も、常に皆様の笑顔と優しさに支えられてきました」
「今回、これまでの経験を糧に、次のステージへと進み、新たな挑戦を始めるためにアンバサダーを退任するという決断をいたしました。私の新しい一歩を快く応援してくださった久保允誉会長、久保雅義社長をはじめ、これまで関わってくださったすべての方々に、深く感謝いたします」
「アンバサダーとしての活動は終了となりますが、これからもメディア活動や地域・サンフレッチェ広島のイベントなどを通じて、皆様とお会いできる機会がありますので、形は変わりますが、これからも大好きな広島のために、そしてサンフレッチェのために力を尽くしていく想いに変わりはありません。これからも一人のサンフレッチェ広島ファミリーとして、大好きなサンフレッチェ広島を応援し続けます。長い間、本当にありがとうございました」
森﨑氏は1981年5月9日生まれの45歳。広島ユースで育ち、トップチームに昇格後は全キャリアを広島で過ごした真のバンディエラである。弟ながら兄・和幸とともにツインズとしてプレーし、そのコンビネーションは多くのファンの記憶に刻まれている。
2016年10月に同年限りでの現役引退を表明。翌2017年1月にはクラブ初代アンバサダーに就任し、ピッチを離れても広島のために尽力してきた。アンバサダーとしての役割は、単なる広報活動にとどまらなかった。
約10年にわたり、ホームタウンでの地域貢献活動や学校訪問、各種イベント・メディア出演を通じてサンフレッチェ広島の魅力発信に努めた。特に新しいホームスタジアム「エディオンピースウイング広島」の開業に向けた機運醸成では、クラブと地域、サポーターを結ぶ架け橋として大きな役割を果たした。
クラブ公式サイトは森﨑氏のアンバサダーとしての業績をこう総括している。「ホームタウンでの地域貢献活動や学校訪問、各種イベント・メディア出演を通じてサンフレッチェ広島の魅力発信に尽力。また、新スタジアム『エディオンピースウイング広島』の開業に向けた機運醸成など、クラブと地域・サポーターを繋ぐ架け橋として多大なる貢献をいただきました」
森﨑氏の退任は、クラブにとってもファンにとっても一つの時代の終わりを意味する。しかし、彼の残した足跡は今後も広島の歴史に刻まれ続けるだろう。
「これまで一人ひとりのファン・サポーターと直接触れ合うことを大切にしてきた」(クラブ関係者)という森﨑氏の姿勢は、多くの人々の心に残っている。彼の笑顔と誠実な人柄が、広島のコミュニティーをより強固なものにしたと言っても過言ではない。
退任後もメディア出演や地域イベントを通じて引き続き広島に関わる意向を示しており、「形は変わりますが」という言葉通り、広島への愛情は変わらない。新たな挑戦の場でも、その経験と人脈を生かして活躍することが期待される。
久保允誉会長、久保雅義社長をはじめ、クラブ幹部も森﨑氏の決断を快く受け入れ、新たな道を応援するとみられる。アンバサダーというポストは空席となるが、後任についての発表はまだない。
森﨑氏はコメントの最後に「これからも一人のサンフレッチェ広島ファミリーとして、大好きなサンフレッチェ広島を応援し続けます」と締めくくった。その言葉には、決して途切れることのない広島への忠誠心が表れている。
約30年にわたる森﨑氏の貢献は、数字では計り知れない。ピッチ上の華やかなプレーだけでなく、ピッチ外での地道な活動が広島のブランド価値を高め、多くのサポーターを魅了してきた。
6月末の退任まで残りわずか。森﨑浩司アンバサダーが広島で過ごす最後の日々を、ファンは温かく見送ることになるだろう。新たな一歩を踏み出す彼に、心からのエールを送りたい。