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熊本県で最大震度7を観測した地震の発生を受け、サントリーホールディングスは29日、県内の工場が操業を停止していると発表した。同社によると、「サントリー九州熊本工場」(嘉島町)では建屋の一部に損傷が確認され、詳細な被害状況を調査中だ。
同工場は2003年の開設以来、高価格帯の主力ブランド「ザ・プレミアム・モルツ」などビール類や、ミネラルウオーターなどの清涼飲料を製造してきた。地震の影響で生産ラインは停止し、再開の見通しは立っていない。
広報担当者によると、地震発生後、従業員は速やかに避難し、「大きなけがはない」という。全従業員の安全が確認されたが、一部の建屋に被害が出ているため、復旧作業には時間がかかる可能性がある。
工場の一般見学ツアーについては、当面の間受け入れを中止することを決定した。再開時期は被害状況の確認と復旧の進捗を踏まえて判断する方針だ。
サントリーは今後、自治体や関係機関と連携しながら、工場の早期復旧と生産再開を目指すとしている。地元経済への影響も懸念されており、詳細な被害状況の公表が待たれる。