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特急「くろしお」増便の効果は? 実験半年で1日平均29人増「目標達成へ勝負の夏」

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Aiko Yamamoto
経済 - 30 6月 2026

JR西日本は、近畿最大の赤字区間であるJR紀勢線の新宮-白浜間で実施している特急「くろしお」の増便実証実験について、利用状況を発表した。昨年11月から今年4月までの半年間で、1日当たりの平均乗客数は前年同期比29人増にとどまった。同社は来年2月まで実験を継続するが、紀南地域の観光最盛期である7、8月を「勝負の夏」(和歌山支社)と位置づけ、利用促進に全力を注ぐ。

実証実験は令和7年11月から令和9年2月末まで実施。平日の月~木曜に、利便性の高い時間帯で1往復を増便し、金~日曜・祝日と同じ6往復に統一。観光客の利用促進効果を検証する。JR西は令和5年度の上下線1日当たり利用者410人から、令和8年度には1040人に増やす目標を掲げている。

JR西によると、実験開始月の令和7年11月は1日当たり平均乗客数が前年同月比60人増の524人。令和8年3月も同68人増の565人だった。一方、12月は同4人増の431人、1月は同3人増の345人、2月は同14人増の415人と伸び悩んだ。月ごとの平均乗客数は345人から568人の間で推移し、目標の1040人には遠く及ばない。同社は実験開始から1年となる今年11月をめどに改めて検証する。

同社和歌山支社の富沢五月支社長は「危機的な状況。利用が少ないということは、選ばれていないというのが現実」と危機感をあらわにした。そのうえで「南紀のエリアは夏が一番観光客が多いシーズンで、大きなカギになる。目標達成への勝負の夏になる」と強調した。

JR西は、特急「くろしお」のオーシャンアロー車両デビュー30周年イベントの開催や、新宮-白浜間で利用期間1カ月の「紀南くろしお乗り放題特急券」の販売など、乗客獲得に向けた施策を打ち出す。

JR西が令和7年10月に公表した1キロ当たり1日平均乗客数(輸送密度)2000人未満の路線・区間は19路線32区間。このうち新宮-白浜間の輸送密度は960人で、100円の収入を得るために650円の費用がかかり、31億2000万円の赤字を計上している。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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