
政府の有識者会議が令和3年に答申した報告書は、安定的な皇位継承に資する皇族数確保のための与野党協議の土台となった。報告書は、悠仁親王殿下が皇位を継承される流れを「ゆるがせにしてはならない」と指摘した。
また、報告書は①女性皇族が婚姻後も皇族身分を保持する一方、配偶者と子は一般国民とする案と、②養子縁組による旧皇族の男系男子の皇籍取得案という二つの方向性を示した。
報告書の内容は伝統的な男系継承の堅持を尊重するものだ。悠仁さまご即位までの流れの維持については、自民党や中道改革連合を含む主要政党の多くが合意している。
①や②への評価も各党で共通している。特に①について国民民主党は「時間的制約があるため、最優先で結論を得るべきだ」と主張し、早期の合意を求めた。
一方、伝統重視の与党はこれらの案に警戒感を示しており、今後の協議では慎重な議論が予想される。