
群馬県川場村の道の駅「川場田園プラザ」を運営する第三セクターの経理担当だった30代の男性社員が死亡したことを受け、村は弁護士らによる調査委員会を設置した。村への取材で明らかになった。男性は自殺したとみられ、三セクの関係者によると、亡くなる前に業務に関わる悩みがあったとの情報がある。
三セクは「田園プラザ川場」(略称・田プラ、永井彰一社長)で、村が48.9%を出資している。田プラによると、3月11日に村内に止めた乗用車内で男性社員が死亡しているのが見つかったと警察から連絡があった。警察からは遺体の状況から自殺とみられるという説明を受けた。
三セクに出資する村は男性の死亡の背景を調べる必要があると判断し、4月1日に調査委員会を設置した。委員会には弁護士や外部の専門家が参加しているとみられる。村のむらづくり振興課は「調査が終わった段階で結果を公表する予定だ」と説明している。
男性社員は経理担当として長年勤務していた。同僚によれば、最近は業務量の増加や人間関係のストレスを訴えていたという。田プラ側は「詳細は調査委員会の結果を待ちたい」とコメントしている。
川場田園プラザは年間来場者数が日本一を誇る人気の道の駅で、地元の特産品販売や観光拠点として重要な役割を果たしている。今回の事態を受け、村は再発防止策も検討する方針だ。村長は「深く反省し、職員のメンタルヘルス対策を強化する」と述べている。
No Comments