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広島市東区の民家で昨年10月、知人女性=当時(71)=の首を圧迫して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた建設業の男(57)に、広島地裁は今月18日、拘禁刑9年(求刑拘禁刑11年)の判決を言い渡した。男は公判で起訴内容を認めるも、「女性の尊厳を傷つけ、遺族感情を逆なでするから黙秘する」と述べ、事件の詳細について証言を拒否。女性が亡くなった経緯や理由は不明のままとなった。
主文をうつむき気味に聞いた松平清被告=広島市東区戸坂山根=は、判決宣告が終わると裁判長らが座る正面に向かって頭を下げた。
被告は事件当時、現場の民家で1人暮らし。建設業を営む息子の手伝いをして生計を立てており、暮らし向きは良くなかった。
検察側が公判で明らかにした証拠によると、被告はかつて女性が所有するアパートに入居。その後退去したが、近所の女性とは顔見知りの間柄だった。
事件直後、男は警察官に対し、「自分の父親なんですけど、(父の)家に行ったら、ベッドの上で女性が寝てるんですけど、たぶん亡くなってます…」と話しており、この内容は法廷で証拠として示された。