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土用の丑の日を前に、ウナギ商戦が活発化している。シラスウナギの豊漁により、大手スーパーの店頭では前年より2割近く安い価格でうな重やかば焼きが並び、消費者にとっては嬉しい状況だ。しかし、円安や中東情勢の緊迫化によってウナギ養殖に不可欠な飼料の価格は高止まりしており、来年以降も同じような値ごろ感を維持できるかどうかには懸念が残る。
ウナギの稚魚であるシラスウナギが昨年豊漁だったことを受け、今年は仕入れコストを抑えて育てられたウナギが多く出回っているとみられる。水産庁によると、稚魚の取引価格は2年連続で下落し、今年は1キロ当たり66万円と、昨年の半値まで下がった。
ただ、先行きを楽観視することはできない。シラスウナギの仕入れコストが低下しても、飼料の価格が高騰しているからだ。
養鰻業者はウナギの在庫量も見ながら次の養殖規模を決める。水産庁の担当者は「来年以降の価格は、今年の消費動向によっても左右されるだろう」と話した。
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