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超党派の国会議員でつくる勉強会「台湾海峡の平和と安定を考える国会議員の会」は13日、元産経新聞記者の矢板明夫氏が台湾で香港籍の男に殴られ負傷した事件を受け、声明を発表した。「暴力による言論の弾圧に対して強い憤りを感じ、それを強く非難する」と訴えた。
声明は「暴力による弾圧に決して屈しない」と改めて表明。「越境暴力事件の発生に深刻な懸念を表明すると同時に、力による言論への抑圧は決して許さないというわれわれの姿勢を明確に示す」と強調した。「矢板氏の一日も早い回復をお祈り申し上げる」とした。
矢板氏は6日、台湾・台中市内で講演を終えた後、中国籍の香港人男に顔を殴られ、負傷した。矢板氏は産経新聞で北京特派員や台北支局長を歴任し、2024年に退社した。
中国で対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官は8日の記者会見で、事件を起こした男について「義憤に駆られた行動だ」と理解を示し、台湾当局に対し「(男の)正当な権利を損なわないようにしてほしい」と求めている。
超党派勉強会は6月15日に設立された。発起人には、日本維新の会の石平参院議員、西田薫衆院議員、日本保守党の北村晴男参院議員、国民民主党の山田吉彦参院議員らが名を連ねている。(奥原慎平)