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金の高値で売り時かと思いきや…密輸取り締まり強化で個人売却難航

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Yuki Tanaka
経済 - 18 7月 2026

「金(ゴールド)の価格は歴史的な高水準。今こそ売り時だと考えて買い取り店を回ったのだが、まさか、売るのにこんなに苦労するとは思わなかった」。栃木県に住む20代の男性はこの5月、東洋経済の取材にこう語った。男性が売ろうとしたのは、他界した祖父が20年前に「後世のため」にと購入しておいた海外製の金1kg、いわゆるインゴット(金の鋳塊、バー)だ。

日本国内における金の小売価格は、今年5月の平均価格で1g当たり2万5000円前後。20年前の2006年は2000~2500円。男性の祖父が200万円から250万円で購入した金は、今、約10倍の2500万円前後になっている。

買い取り店の店主によると、このような高値にもかかわらず売却が進まない背景には、政府による密輸取り締まりの厳格化がある。税務署や警察が買い取り店に対し、出所不明の金塊の受け入れを事実上禁止する通達を出したため、特に海外製のインゴットは「疑わしい金として受け取りを拒否されるケースが増えている」(都内の買い取り店社長)。

男性のように相続で入手したケースでも、購入当時の領収書がないと「出所不明」とみなされるリスクがある。買い取り店側は「身分証明書だけでなく、購入経路を証明する書類を求められることが増えた」と説明。税務当局はマネーロンダリング防止の観点から、高額取引の監視を強化しているという。

専門家は「金は安全資産だが、流動性が低下している。売却を急ぐなら、事前に買い取り店との連絡や必要書類の準備が必須」と警鐘を鳴らす。現在の金相場はなお高水準だが、売却時の手間とリスクを考慮すると、従来のような「いつでも売れる」安心感は薄れつつある。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、東洋経済オンラインの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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