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年々、日本の夏は厳しい暑さとなっている。屋外で働く人々の間では、ファン付きウェアがすでに定番アイテムだ。しかし、まだ利用しにくい場面が多いのも実情。例えば、ビジネスシーンやフォーマルな装いが求められる場所に着用できる製品は限られている。
ファン付きウェアは、そもそもファンが外観上目立つ。さらに外気を取り込み、袖や首元から排出する構造上、ファンが動作している間はどうしても服全体が膨らんでしまう。いわゆる“きちんとした服装”とは相容れない面がある。
そんな難題に果敢に挑戦する企業もある。今回は、デザインと構造の両面からビジネスパーソン向けファン付きウェアを開発する2社のアプローチを比較する。
「洋服の青山」を展開する青山商事は、「シャツアウター」と呼ばれるスタイルの「空調ウェア」を発売した。
開発担当者によれば、シャツアウターとは「シャツの軽快な仕立てでありながら、アウター(上着)として羽織ることができるアイテムのこと」。今回の製品では、ビジネスシーンにおいてより“きちんと感”を演出できるデザインとしてこの形状を採用したという。