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高市早苗首相は22日の衆院予算委員会で、フランスで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)の共同声明に自身による原油価格安定に向けた提案が盛り込まれたことについて、「地域全体を共に強く豊かにするために、引き続き協力を進めていく」と述べた。自民党の菅原一秀元経済産業相の質問に答えた。
菅原氏は、サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で20日(日本時間21日)、日本がチュニジアに4-0で勝利したことを挙げ、「サムライブルー、素晴らしい勝利だった。まさにワンチーム。高市内閣もワンチームでこれまでさまざまな課題を進めてきたと思う」と述べた。
G7サミットについて「首相は行きの飛行機で少しは休んだのか。さぞかしいろいろな外交戦略を考えているのではないか、という結果が出た。首相が提案したすべてのことが共同声明に盛り込まれた。並みいるベテラン首脳がいる中で初めて首相はサミットに参加したが、外交手腕を多としたい」と評価した。
菅原氏はエネルギー安全保障に関するG7サミット共同声明に、首相が提案した日本が主導するエネルギー調達支援の枠組み「パワー・アジア」との連携などが盛り込まれたとも説明し、パワー・アジアの今後の展開などを尋ねた。
首相は「原油市場の安定に向け、自由で透明な貿易の確保、IEA(国際エネルギー機関)との連携を通じた石油備蓄強化、産油国と消費国との連携強化を提案し、パワー・アジアについてもその一部として成果文書に盛り込まれた」と述べた。サミットに先立ち訪問した英国やイタリアの首脳ともそうした考え方で一致したとした上で、「日本はすでに先陣を切ってパワー・アジアイニシアチブを強力に推し進めている。地域全体を共に強く豊かにするために引き続き協力を進めていくとともに、パワー・アジアの理念を国際社会に広げていく」と強調した。