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ARLINGTON, TEXAS – JUNE 14: Ronald Koeman, Head Coach of Netherlands, pats Keisuke Osako #12 of Japan after the 2-2 draw during the FIFA World Cup 2026 Group F match between Netherlands and Japan at Dallas Stadium on June 14, 2026 in Arlington, Texas. (Photo by Maja Hitij – FIFA/FIFA via Getty Images)FIFAワールドカップ2026のグループF初戦、日本代表対オランダ代表は2-2のドローに終わった。51分にファン・ダイクのヘディングで先制したオランダは、57分に中村敬斗に同点弾を許すも、64分に再びサマーフィルが勝ち越し。しかし89分、コーナーキックから小川航基のヘッディングが鎌田大地に当たってゴールに吸い込まれ、日本が土壇場で追い付いた。
データサイト「OPTA」によれば、ワールドカップで2度リードしながら勝利を逃したのはオランダ代表史上初めての出来事。試合後の会見で、ロナルド・クーマン監督は「2度もリードして勝てなかったのは残念だ」と率直な思いを語りつつ、「日本にも多くのチャンスがあったので、この結果は受け入れられる。両チームとも素晴らしい試合だった」と総括した。
指揮官が特に困惑したのは、日本の戦術的な変化だった。「これまでの分析では、日本は常にハイプレスをかけてくるチームだった。しかしこの試合では、それがほとんど見られなかった。多くの選手がボールの後ろに下がり、待ち構えていた。少し臆病に映ったほどだ。そのため、我々はスペースを見つけるのに非常に苦労した」と明かした。
後半、リードを守るためにネイサン・アケを投入した采配が裏目に出たと問われると「サイドからのプレッシャーが全くなくなっていたので彼を入れた。しかし、守備は良かったものの、結局2点目を許してしまった」と説明。サマーフィルにイエローカードが出たため交代させたこと、メンフィス・デパイを入れた意図については「ボールコントロールに長けた選手が必要で、ゴールから離れて守備を安定させたかった。後から考えれば様々な意見があるだろうが、あれは監督の決断だ」と語った。
「失望はしていない」と強調したクーマン監督は最後にこう締めくくった。「チームは全力を尽くし、時折素晴らしいプレーを見せた。私たちはオランダだから簡単に勝てると思いがちだが、日本は単純に素晴らしいチームだ」。強豪相手に2度追い付いた日本代表の底力が、世界に改めて印象づけられる一戦となった。