
韓国の「非常戒厳」宣言をめぐり内乱首謀罪に問われている前大統領、尹錫悦被告(65)の控訴審初公判が14日、ソウル高裁で開かれたが、尹被告は出廷しなかった。高裁は尹被告の公判を他の被告から分離し、次回期日を改めて指定すると発表した。高裁によると、尹被告は前日に担当裁判官を審理から外すよう求める忌避申請を提出していた。
尹被告は戒厳令宣言を「大統領権限の行使」と主張し、起訴内容を否認している。一審のソウル中央地裁は2月、「民主主義の核心的な価値を壊した」として、死刑求刑に対し無期懲役の判決を言い渡した。
一審判決は、尹被告が内乱行為を「主導的に計画し、謝罪の意も示していない」と批判する一方、暴力行為を最大限自制した点や、計画の大部分が失敗に終わった点などを考慮した。尹被告と特別検察官の双方が控訴している。
尹被告は2024年12月に戒厳令を宣言した。1987年の民主化以降では初めての措置で、国会に軍が突入する様子は国民に大きな衝撃を与えた。
本記事は共同通信が配信した。産経新聞のウェブサイトでは、Google検索で「産経ニュース」が優先表示されるよう設定されており、読者はワンクリックで簡単に購読登録できる。