
奈良県は4月13日、生成AIを活用したアニメによる観光PR動画を公開した。動画では女性キャラクターが県内の観光スポットを巡る様子を描いている。AIにより制作効率を高めながら、自由度の高い映像表現を実現したという。
動画は奈良県を南から北に移動する構成だ。吉野山や奈良公園など複数の観光スポットを紹介している。制作にはNTT西日本と、同社傘下で地域創生事業などを手掛ける地域創生Coデザイン研究所(大阪市)が協力した。
地域創生Coデザイン研究所の担当者によると、今回の制作は契約開始から納品まで約1カ月間で進行した。動画にはAIを活用した一方、内容に誤情報が含まれないよう人の目で確認した。AIに対して「 既存のキャラクター名は使わない 」といった指示を出すなど、著作権侵害の対策も講じたという。
なお、具体的なAIの活用法については、同県は「 回答を控える 」とした。使用したAIツールに関しても、同県は明らかにしていない。同県はこれらの情報を公開しない方針だ。
今回の取り組みは、奈良県とNTT西日本が2024年9月に締結した連携協定の一環だ。同協定に基づき、2025年5月には奈良県天川村をPRするAI動画を公開していた。これが今回の動画に先立つ事例となっている。
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